
大暑と七十二候を、スピリチュアルとヴィーガンの視点から紹介します。今年の酷暑だからこそ見直したい夏の養生や、かき氷よりフルーツスムージーをおすすめする理由、自然と調和する暮らし方をお伝えします。
- 初めに
- 🌿桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)7月23日~7月27日
- 🌏土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)7月28日~8月1日
- 🌧大雨時行(たいうときどきふる)8月2日~8月6日
- 🍉大暑の養生 ― ヴィーガンの身体を整える
- 🍧かき氷・氷菓子への批判的視点(ヴィーガン的観点)
- 🎐五感の涼 ― 自然と調和する夏の知恵
- 🎆祭と花火 ― 火のエネルギーを味わう
- ✨大暑は、自然と人がもっとも近づく季節
- 終わりに
- 🍇青森県産生カシスのご紹介
- 📖 著作権と転載について
初めに
大暑は7月23日から8月6日までで、夏土用のほとんどをこの時期に過ごします。
今年はその名の通り、それ以上に厳しい暑さが続いており、天気予報では最高気温が38~40度とまるでお風呂の温度のようで驚きました。
土用の時期と重なり、昔から「う」のつく食べ物や黒い食べ物、土用餅などがよいとされてきましたが、特に土用餅やうなぎは今の酷暑にはあまり合わない時代になったと感じます。
昔の暑さと今の暑さは大きく異なり、40℃近い日が続く今こそ、本当に体に合った食べ方を見直す時期かもしれません。
昨日は買い物で小玉スイカを手に入れ、種も白い部分も含めて丸ごと食べました。
種はハンドブレンダーでスムージーにするとほとんど気にならず、ごみ収集日までのごみ問題を考えても丸ごとスムージーは合理的です。
緑の皮をピーラーでむけば、残りの部分は丸ごと食べられて便利です。
昨年は白い部分の活用レシピを紹介しましたが、今年はさらに種、白い部分、赤い部分すべてを食べることをおすすめします。
今回はまず、大暑の二十四節気や七十二候にまつわるスピリチュアルなヴィーガンエッセイをご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
🍉昨年ご紹介した「スイカの皮」活用レシピはこちら。
今年はさらに、種や白い部分まで丸ごと楽しむ方法もご紹介します。
🌿桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)7月23日~7月27日
桐が実を結び始める頃、自然界は“静かな成熟”の気配を帯びます。 花が終わり、実が膨らむという営みは、私たちの内側にもある「変容のプロセス」を象徴します。
スピリチュアルに見れば、桐の実は“女性性の器”の象徴。
桐は古くから女児の誕生に植えられる風習もあり、成長や豊かさを見守る木として大切にされてきました。
かつて女児の誕生に桐を植えた風習は、生命の循環と家族の祈りが重なる美しい儀式でした。
ヴィーガンの視点では、桐の木が暮らしの道具として長く使われることは、自然を搾取するのではなく「共に生きる」姿勢の表れです。
桐の実が静かに膨らむこの時期、私たちもまた、外へ向かうより内側の声に耳を澄ませたい頃です。
🌏土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)7月28日~8月1日
土が湿り、蒸し暑さがまとわりつく頃。 この「溽暑(じょくしょ)」という言葉には、湿気の重さだけでなく、地球の呼吸の深さが宿っています。
ヴィーガンの思想では、気候の変化を“自分とは無関係な外部の現象”として扱いません。
地球の体温が上がれば、私たちの体もまた影響を受ける。
蒸し暑さは、自然界からの「ペースを落としなさい」というメッセージにも聞こえます。
この時期に食べられてきた
- 土用餅
- 土用卵
- 土用しじみ
- うめぼし、うどん
- 黒い食べ物(黒ごま、黒きくらげ、なす)
これらはすべて、身体の陰陽を整える知恵です。
ヴィーガンであれば、動物性のものを避けつつ、黒豆、黒ごま、なす、きくらげ、梅干しなど“植物の力で身体を冷やしすぎず整える”ことができます。
蒸し暑さは、ただの不快ではなく、身体の声を聞くための季節です。
🌧大雨時行(たいうときどきふる)8月2日~8月6日
入道雲が湧き、突然の雨が大地を叩く頃。
鉄砲雨、篠突く雨、滝落し――日本語の雨の表現は、自然への畏敬そのものです。
スピリチュアルに見れば、夏の大雨は「浄化」。
溜め込んだ感情や疲れを、雨が一気に洗い流してくれるような感覚があります。
ヴィーガンの視点では、雨は植物の生命線。
突然の豪雨も、自然界のバランスを保つためのダイナミックな調整です。
雨が降る日は、心の中の“乾いた場所”にも水が届くように、ゆっくり過ごすのが良いでしょう。
🍉大暑の養生 ― ヴィーガンの身体を整える
最も暑いこの時期は、身体の熱を逃がしつつ、気力を落とさない食事が鍵になります。
- 暑気払いに適したヴィーガン食
- 冷麦・そうめん(グルテンフリーは代用商品あり後日紹介します)
- すいか・きゅうり・冬瓜・苦瓜・南瓜
- かき氷・氷菓子
- 麦茶・甘酒(植物性)
瓜類は身体の熱を優しく抜き、甘酒は“飲む点滴”として気力を補います。
🍧かき氷・氷菓子への批判的視点(ヴィーガン的観点)
かき氷や氷菓子は、夏の風物詩として魅力的に見えます。 しかし、ヴィーガンの視点では、いくつかの問題が浮かび上がります。
1. 身体を急激に冷やしすぎる
スピリチュアルな身体観では、急激な冷却は“気の流れ”を乱します。 内臓の火(代謝)を弱め、生命力を落とすことにつながります。
2. 多くの氷菓子は白砂糖を多く使用しています
白砂糖を多く含む食品は、血糖値が急激に上がりやすく、暑さで疲れやすい季節には身体への負担につながることがあります。
ヴィーガンの視点では、できるだけ自然に近い甘味を選ぶという考え方もあります。
3. 多くの氷菓子には乳成分が含まれています
アイスクリームやラクトアイスなど、多くの氷菓子には乳製品が使われています。
乳製品をはじめとする動物性食品の大量生産は、温室効果ガスの排出や土地・水資源の利用など、環境への影響が大きいことが指摘されています。
そのためヴィーガンでは、植物性の素材を選ぶことで、環境への負荷を少しでも減らしたいと考えます。
4. “冷たさ”は一瞬の快楽であり、持続的な癒しではない
五感の涼は、風鈴の音、すだれの影、金魚鉢の水の揺らぎなど、 自然のリズムと調和した涼しさです。 かき氷は人工的で、身体のリズムを乱しやすい涼しさです。
つまり、かき氷は「夏の象徴」であっても、「身体の養生」ではない。
ヴィーガンの思想では、季節の快楽よりも、自然との調和を優先します。
🎐五感の涼 ― 自然と調和する夏の知恵
風鈴の音は、空気の振動を通して心を整える“音の浄化”。
すだれやよしずは、光を柔らかくし、空間の気を整える“結界”。
金魚鉢は、水の気を呼び込み、火の季節である夏のバランスを取る役割があります。
団扇の風は、身体に触れる小さな癒し。
釣りしのぶの揺れは、風の存在を可視化する自然のアート。
人工的な冷たさではなく、 自然の涼を五感で受け取ることこそ、ヴィーガンでありスピリチュアルな夏の過ごし方です。
🎆祭と花火 ― 火のエネルギーを味わう
夏祭りは、土地の神々への感謝と祈りの場。
花火は、夜空に咲く一瞬の光の命。 浴衣を纏うことは、季節と身体を結び直す儀式のようなものです。
火のエネルギーが強いこの時期、祭や花火は“心のデトックス”として働きます。
✨大暑は、自然と人がもっとも近づく季節
桐の実、湿った土、大雨。 それぞれが、私たちの内側の変化と呼応しています。
ヴィーガンとして自然と調和し、 スピリチュアルな感性で季節の声を聞くと、 大暑はただの「暑い時期」ではなく、 心と身体を整えるための“夏の聖域”になります。
暑さに逆らうのではなく、季節とともに暮らす。
終わりに
今回のエッセイで特に力を入れて説明したかき氷について、子供のころお店で食べた思い出を振り返ります。
当時のかき氷は糖分や着色料、練乳がたっぷりで、体にも負担があったように思います。
溶ける前に食べないとあの汚れ地獄ですし、溶けたらおいしくないんですよね。
溶けないうちに食べられる人は得ですが、私は冷たいものを早く食べるのが苦手でダメでした。
あんこが苦手なのでさらに損をし、抹茶かき氷を食べる人は小豆まで楽しめてラッキーだと思います。
たれも練乳も小豆も甘くて、しかも冷たい。今思えば、子供のころは見た目で選んでいたんだなと感じます。
ヴィーガンや栄養面から考えると今は食べられません。
今年の夏は、普通に食事している人もフルーツスムージーに切り替えるのがおすすめ。
練乳の代わりに豆乳と甘酒を混ぜたものをスムージー後に加えれば砂糖不使用で酷暑を乗り切れます。
凍らせたフルーツで作ればかき氷より満足感があり、体にもやさしい。歯にも腸にも優しいフルーツスムージーで、この夏を元気に過ごしましょう。
🍇青森県産生カシスのご紹介
厳しい冬を越え、青森の冷涼な大地が育んだ青森県産生カシス。国内でも収穫量が少なく、生の状態で味わえる機会は限られています。
濃い紫色に含まれるアントシアニンや豊富なビタミンCは、夏の日差しで疲れがちな毎日を支えてくれる果実としても注目されています。
爽やかな酸味は、スムージーやソーダ、植物性ヨーグルト、ジャムなどにもよく合います。
大暑の日、7月23日に、旬ならではの「紫の恵み」を味わってみませんか。
👉 希少な青森県産生カシスはこちら
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冷蔵 青森県産 あおもりカシス 生果実 生カシス 希少 約500g
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