ビーガン、生活の知恵

LGBTQ+から見た最後の晩餐演出とビーガンの考え

 前回に引き続き、パリオリンピック開会式で披露されたLGBTQ+の最後の晩餐の演出について、LGBTQ+とビーガンの観点から解説します。

 ビーガンとして、LGBTQ+による最後の晩餐の演出に批判的です。一方で、イベントや行事の食事は、伝統的に〇肉や〇血の代替品とされています。例えば、日本の和菓子である饅頭の起源はよく知られています。

 それらがLGBTQ+による最後の晩餐で明かされたという見解も存在しますが、イエス様の最後の晩餐で食べられたのはパン(マッツァは発酵させないパン)と葡萄酒であると記されています。インターネットで見たのですが、美味しそうではないですね。

 パンと葡萄酒はキリスト教聖餐式で供され、教派によって頻度は異なりますが、毎日行う場所もあれば週に1度、月に1度の場所もあり、信者でない方でも参加可能な場所があるようです。

 パンはイエス・キリストの体を、葡萄酒はその血を象徴し、これらは感謝と記念の意味を持つとされています。一方、LGBTQ+による最後の晩餐の悪魔崇拝的な演出は、キリスト教圏の国々の人々に大きな衝撃を与えたと考えられます。

 キリスト教圏の国々では、パンと葡萄酒は日常生活で親しまれるとともに、信仰心を込めて用いられてきました。それらを冒涜すると見なす意見が存在するのは理解できます。

 詳細は下記のリンクを参照ください。

keaton511.com

 

 

そこでLGBTQ+のコンセプトと目的を説明します。

LGBTQ+のコンセプトと目的

 LGBTQ+(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダークィア、クエスチョニングなどの頭文字)は、性的マイノリティを表す総称です。

  • 性的指向(Sexual Orientation):恋愛や性愛の対象となる人を指します。これには異性愛、同性愛、両性愛、無性愛などが含まれます。
  • 性自認(Gender Identity):自分の性別をどう認識しているかを示します。出生時の戸籍上の性別と性自認が一致する人やしない人が含まれます。
  • クィアQueer:元々は侮辱的な言葉でしたが、近年は性の多様性を包括する前向きな言葉として用いられています。
  • エスチョニング(Questioning):自分の性のあり方が「わからない」「決めたくない」と感じている人たちを指します。
  • その他の性的多様性:LGBTQ+に含まれない性の多様性を表す+(プラス)の部分です。例えばXジェンダー、Aロマンティック、Aセクシャル、パンセクシャルなどがあります。

 LGBTQ+の目的は、性的マイノリティの権利を尊重し、差別や偏見をなくすことです。日本でもLGBTQ+に関する取り組みが進んでおり、理解と共感を広めることが求められています。2023年の調査によれば、LGBTQ+の人口は全体の9.7%を占めています。

 差別や偏見をなくすことは、当事者だけでなく、特にLGBTQ+の親を持つ子供たちや、学校でLGBTによるいじめに遭っている子供たちに対して、優先的にケアを行う必要があります。

次ぎは、LGBTQ+とビーガンの共通点を語ります。

LGBTQ+とビーガンの共通点

 LGBTQ+コミュニティには、ベジタリアンやビーガンの方が多いことが知られています。しかし、これが単なる偶然なのか、それともLGBTQ+とベジタリアンやビーガンとの間に何かしらの関連があるのかは明確ではありません。また、ビーガンには中間層や上層階級の人々が多いとされ、ビーガンを選ぶ人々は一般的に高い教育水準を持っているとも言われています。

 一部の調査では、英国のベジタリアン・ビーガンのFacebookグループで行われたアンケートによれば、925人の回答者のうち66.4%がLGBTQ+であることを示しています。しかし、これは単なる一つのアンケートであり、関連性や類似点についてはさらなる研究が必要です。詳しくはこのリンクを参照してください。

www.theveganreview.com

 ビーガンとLGBTQ+の共通点は、価値観の多様性にあると言えます。両者は社会的変革を推進し、人権と平等を尊重することに努めています。個人の選択とアイデンティティの尊重も重要視しています。オリンピックを通じた啓発活動は、理解を深め、差別や偏見を減少させることに貢献しています。LGBTQ+の問題解決には、認識を広めて差別や偏見を排除し、平等な扱いを実現することが求められます。また、動物愛護団体LGBTの活動は、共通の価値観や目的を持ちながら、協力しているケースがあるそうです。

 読んだり調査したりして、LGBTQ+に関するサイトでは価値観の多様性を見出しましたが、印象はあまり良くありませんでした。また、ビーガンやビーガニズムを実践する人が全てLGBTQ+であるという誤解があることがあります。LGBTQ+の人々がビーガンを実践し、動物の権利のために活動するのは素晴らしいことですが、それが全ての人に当てはまるわけではないというのが私の見解です。

 話題を変えて、LGBTQ+になる理由は多岐にわたります。それでは、LGBTQ+をスピリチュアルな観点から見ていくことにしましょう。

LGBTQ+をスピリチュアルな観点から見る。

 LGBTQ+の性的指向ジェンダーアイデンティティは、スピリチュアルな観点から見ると、前世の経験や魂の成長に関連する可能性があります。ただし、これは個人の信念や経験によって異なります。

  •  「再生による」という理論 : 一部のスピリチュアルな伝統では、魂は転生を繰り返し、異なる性別や性的指向を持つことで成長や学びを進めていると考えられています。したがって、LGBTQ+のアイデンティティは、前世の経験や魂の旅に影響を与える可能性があるとされています。ただし、これは信仰や哲学的立場によって異なります。一部の人々は前世の信念を持ち、自分の性的指向ジェンダーアイデンティティを前世の経験に関連付けている一方で、他の人々はこれを信じていません。最終的には、個人の信念やスピリチュアルな観点に基づいて、LGBTQ+のアイデンティティが前世の経験とどのように関連しているかを考えることが重要です。
  •  レプティリアンに関する説 : 10年以上前にアクセスしたウェブサイトで、レプティリアンについて研究している人々が、レプティリアンとされる人々の特徴を詳細に記述していました。特権階級、上流社会の人々、職業、外見、体質、習慣、好む食事、成功している人々がレプティリアンであるとされていました。これが全ての人に当てはまるわけではありませんが、個人的には説得力があると感じています。
  •  電磁波攻撃がLGBTQ+に影響を与えるという説 : 特定の周波数をターゲットにすることでLGBTQ+になるということです。この主張をしている団体は、人工的なコントロールが原因で電磁波攻撃を受けなければLGBTQ+にはならないと述べています。しかし、これは個人の潜在意識や、コントロール不能な領域である超意識(霊的意識)に関わる問題も含まれているため、どうかと思いますが、一部見過ごせない点も存在します。

 霊的要素が主要な原因であるとされ、それに伴う種の問題、人工的な電磁波攻撃、メディアによる洗脳、そして過去の深い傷やトラウマも原因に挙げられています。

 レプティリアンとビーガンライフ、電磁波攻撃とスピリチュアリティの関連性については、後に詳細を説明します。

 

 

 LGBTQ+コミュニティにビーガンが多いことが知られています。それは必ずしもそういう人ばかりというわけではありません。

 スピリチュアルな観点から見れば、現世の肉体との不一致は表面的なものに過ぎず、霊的な次元ではすべてが整合性を持っているのです。しかし、3次元の肉体の不一致は、生まれる前の魂の契約によるものかもしれませんし、種の問題、人工的に操作されている可能性もあります。

  私たちは差別や偏見を持ちません。しかし、LGBTQ+の人々の活動を悪用する者もいますので、そうした行為には適切な処罰を科す必要があります。

 LGBTQ+の訴えは、差別や偏見を排除し、価値観の多様性を認めることにあると理解しました。

 今回のLGBTQ+の最後の晩餐の演出は、元々の目的から逸脱していると感じられ、グロテスクな印象が強く残り、結果として賛否両論をさらに引き起こす可能性があると思われます。