
2026年のシルバーウィークは5連休。旅行やイベントが注目される一方、非正規・無職・ニートなど、連休を楽しむ余裕を持てない人もいます。5連休をきっかけに、働き方、社会的な余裕、墓参りやルーツ、マインドフルネスについて考えます。
- ■初めに
- ■ 正規雇用だけが「連休を楽しむ権利」を持っている社会
- ■ 社会的な余裕は、誰のおかげで今の人生を送れているのか
- ■ 無職・非正規こそ墓参りに行きたくても行けない
- ■ スピリチュアルでは「墓にはいない」と言うが、現実は違う
- ■ なぜ暮らしが苦しいのか──非正規・無職を放置してきた社会
- ■シルバーウィークの天候にも注意を
- ■ 最後に──5連休を楽しむ前に、やるべきことがある
- お墓や仏壇のお手入れに使える掃除用品
■初めに
2026年9月19日~9月23日は5連休。9月のシルバーウィークとしては2015年以来11年ぶりの5連休です。ニュースでは「旅行が活況」「イベントが満員」「景気回復の兆し」など、 まるで日本全体が幸せになったかのような報道が続いている。
しかし、現実はどうだろう。株価が上がっても、増税や物価の上昇、賃金の伸び悩みといった状況の中で、生活が楽になったと感じられない人は多い。
非正規雇用や無職の問題を放置したままでは、社会が成り立つはずがないと私は思う。
■ 正規雇用だけが「連休を楽しむ権利」を持っている社会
5連休を満喫できるのは、安定した仕事と収入があり、休みがしっかり確保されていて、旅行やイベントに行く余裕のある人たちだ。
でも、誰もが同じように5連休を楽しめるわけじゃない。
- 非正規は休めば収入が減る
- 無職は旅行どころか生活費で精一杯
- サービス業は連休こそ繁忙期で休めない
- 介護・医療・福祉はそもそも連休が存在しない
つまり、 連休を楽しめる余裕そのものが、一つの社会的な余裕になっている。
【関連記事|今年4月の記事】
非正規や無職の人がなぜ大型連休を楽しみにくいのかについては、以前、ゴールデンウィークやメーデーをきっかけに詳しく書いています。
今回の記事では触れきれない部分もあるので、連休と非正規・無職の問題についてもっと知りたい方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。
■ 社会的な余裕は、誰のおかげで今の人生を送れているのか
ここで、もっと踏み込んで言いたい。
正規雇用で安定した生活を送り、 旅行に行き、 イベントに参加し、 外食を楽しみ、 「人生を楽しんでいる」人たち。
その人生があるのは誰のおかげなのか。
- 先祖が土地を守り
- 家系をつなぎ
- 苦労して生活を築き
- 親が教育を受けさせ
- 社会のレールに乗れる環境を整えてくれた
その土台があったからこそ、 今の「楽しい人生」がある。
にもかかわらず、 墓参りもせず、仏壇も放置し、 自分の楽しみだけを優先して連休を満喫する。
これが今の日本の姿だ。
■ 無職・非正規こそ墓参りに行きたくても行けない
ここが一番の不公平だ。
無職や非正規の人は、 墓参りに行きたくても行けない。
- 実家が遠方
- 片道の交通費すら重い
- 連休で交通費が高騰
- 体力や気力がない
- 生活が不安定で予定が立てられない
つまり、 「行きたい人ほど行けない」 という矛盾が生まれている。
一方で、 行ける余裕がある人が、必ずしも先祖や家族とのつながりを振り返っているとは限らない。
これは、社会構造の歪みそのものだ。
■ スピリチュアルでは「墓にはいない」と言うが、現実は違う
スピリチュアルの世界では 「先祖は墓や仏壇にはいない」 「形にこだわる必要はない」 と言われる。
しかし、現実として、 墓や仏壇という“物理的な存在”は、誰かが管理しなければ荒れていく。
それを放置したまま、「旅行に行きたいから行かない」「面倒だから行かない」「自分の楽しみを優先したい」というのはどうかと思う。
もし墓参りに行けない事情があるなら、業者に依頼して墓地の管理や清掃をしてもらうという方法もある。
問題なのは、「面倒なことには向き合いたくない」「人間関係で苦しいから関わりたくない」と、現実の問題そのものから離れてしまうことだ。
そこをマインドフルネスで心の中だけ整えようとするのは、私は少し本末転倒ではないかと思う。
たとえば、お墓や仏壇を「家」に置き換えて考えてみたらどうか。
自分の家を掃除も手入れもせずに、何年も放置しておけるものなのか。
たとえ自分がそこに住んでいなくても、放置すれば汚れる。
庭があれば草も生える。
お墓も同じだ。
墓石が汚れ、草が生い茂っても、すぐに誰かに迷惑をかけるとは限らない。
だからこそ、問題が見えにくいまま放置されてしまう。
しかし、現実の社会生活では、「この家が嫌だから行きません」「人間関係が苦しいから関わりません」と言って、家の維持そのものを何年も放棄することはできない。
私が言いたいのは、それと同じことだ。
心を整えることは大切である。
でも、現実に存在する問題まで「心の持ち方」の問題に置き換えてしまえば、向き合うべきことから目をそらすことにもなりかねない。
嫌なら墓じまいをすればいい。 でも、墓じまいもせず、管理もせず、 ただ自分の楽しみだけを優先するのは、 自分のルーツを軽視している証拠であると考える。
■ なぜ暮らしが苦しいのか──非正規・無職を放置してきた社会
株価が上がっても、 景気がどん底なのはなぜか。
答えは簡単だ。
非正規・無職の問題を放置してきたから。
- 低賃金
- 不安定雇用
- 社会保障の不足
- 生活の不安
- 消費の低迷
これらを放置したまま、 「連休で旅行が増えたから景気回復」 などと言っているのは、 現実を見ていない証拠だ。
心を整えることと、環境を整えることは別問題
ここで、マインドフルネスについても考えてみたいと思う。
マインドフルネスは、自分の感情や考えに気づき、心を整えていく方法の一つだ。
それ自体を否定するつもりはない。
人間関係で悩んだとき、自分の感情を整理したり、必要以上に振り回されないようにしたりするために、役立つ場面もあるであろう。
しかし、私はここで一つ疑問を感じる。
個人の心を整えることと環境を整えることは、同じ問題ではないのではないか。
たとえば、職場そのものに問題があるのに、
「考え方を変えましょう」
「心を整えましょう」
「マインドフルネスを実践しましょう」
と、個人の側ばかりに変化を求めてしまったらどうなるか。
本来は環境を変える必要がある問題まで、個人の心の持ち方の問題に置き換えてしまうことになる。
それでは、問題を解決するというより、「その環境に耐えられる人をつくる」ことになってしまわないか。
私は、問題を解決しないままマインドフルネスだけに頼ることは、現実逃避になり得ると考えている。
もちろん、心を整えることが必要な場面もある。
しかし、それと同時に、
「なぜ自分は苦しいのか」
「その原因は自分の心だけにあるのか」
「変えるべきなのは自分なのか、それとも環境なのか」
を考えることも必要なのではないか。
心を整えることと、環境を整えること。
その両方を考えてこそ、現実と向き合うことになるのだと思う。
■シルバーウィークの天候にも注意を

2026年のシルバーウィークは、台風25号の影響にも注意が必要です。
台風25号は、9月21日(月・祝)の敬老の日ごろに関東へ近づく可能性があり、関東や東北では大雨や強風、高波などに警戒が必要とされています。
また、台風の進路によっては交通機関などへの影響が大きくなる可能性もあります。
連休中に移動や外出を予定している方は、無理をせず、最新の気象情報や交通情報を確認しながら過ごしてください。
彼岸の期間は、外へ出かけることだけが過ごし方ではありません。
仏壇のある方は、家でお供えをするのもよいでしょう。
近所にお墓がある方は、天候の様子を見ながら、お墓の掃除やお参りに出かけるのもよいかもしれません。
無理に外出せず、安全を優先して過ごしたい時期でもあります。
天候が荒れるときには、家で静かに食卓を囲み、季節や命について思いを寄せる時間にするのもよいのではないでしょうか。
■ 最後に──5連休を楽しむ前に、やるべきことがある
連休を楽しめる人は楽しめばいい。 しかし、 楽しめる側の人ほど、背負っているはずの責任を忘れている。
無職・非正規の人は、行きたくても行けない。 だからこそ、行ける人が行くべきだ。
5連休は、「自分の人生を楽しむための時間」ではなく、「自分の人生を支えてくれた存在に向き合う時間」にもできるはずだ。
【関連記事|昨年9月の記事】
昨年投稿した関連記事は、noteでも同じ内容を投稿しています。
死後の死生観や先祖供養、睡眠と瞑想の違いなどについて、スピリチュアルとマインドフルネスの視点から考察した記事です。
今回の記事とは少し違った内容になりますが、スピリチュアルやマインドフルネスにご興味のある方は、ぜひご覧ください。
お墓や仏壇のお手入れに使える掃除用品
アズマ工業 墓石のラクラクお掃除5点セットと仏壇 はけ 神棚 掃除 ブラシ 位牌 ホコリ 仏具 小物 お手入れ用品 無垢材 (ウッド, 小)をご紹介します。
私自身はお墓の掃除については詳しいわけではありませんが、以前、仏壇のお供養をしていたことがあり、仏壇のお手入れには刷毛とふきんを使っていました。
仏壇は細かな飾りの部分や、ほこりがたまりやすいところなど、場所によって道具を使い分けることがあります。特に専用の刷毛は、一般的な掃除用品とは少し違い、探してみると意外と見つけにくいものです。
私の場合は、位牌などを専用の使い捨てタイプのもので拭いていましたが、マイクロファイバー素材のふきんなども、お手入れには使いやすいと感じていました。
仏壇やお墓のお手入れは、場所によって必要な道具が異なるため、「これ1本ですべて掃除できる」というより、刷毛やブラシなどを用途に合わせて使い分けるものだと思います。
今回の商品は、墓石のお掃除を目的としたセットになっているため、お墓のお手入れ用品をまとめて用意したい方には選択肢の一つになるかもしれません。
また、動物性素材を避けたい方は、購入前に商品ページで毛材や各部品の素材を確認してから選ぶことをおすすめします。
お墓や仏壇のお手入れ用品を探している方は、よろしければ商品ページをご覧ください。
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