
小寒の過ごし方をスピリチュアルとヴィーガンの視点で解説。七草がゆの意味と由来、72候(芹乃栄・水泉動・雉始雊)、旬の野菜や果物記念日から、冬に心と身体を整える静かな養生法を紹介します。
- 初めに
- 小寒の過ごし方|七草がゆと72候が教える内なる浄化
- 72候「芹乃栄」「水泉動」「雉始雊」と心の変化
- 小寒に食べたい旬の野菜と果物
- 小寒に味わいたい果物と記念日
- 1月13日:伊達のあんぽん柿の日
- 1月19日:ハッピーおかん・大阪イチジクの日
- 小寒が伝えるスピリチュアルメッセージ
- 小寒の過ごし方・実践まとめ
- 終わりに
- 📖 著作権と転載について
初めに
小寒は、一年の中でもっとも“静”が深まる季節。 外の世界が凍るほど、内側の火がゆっくりと灯り直す時期でもあります。 七草がゆや72候、旬の野菜や果物の力を借りながら、冬の身体と心を整える小さな養生を始めてみませんか。 スピリチュアルとヴィーガンの視点から、小寒の智慧を丁寧に紐解いていきます。
小寒の過ごし方|七草がゆと72候が教える内なる浄化
小寒とは|一年で最も静が深まる季節(2026年1月5日~1月19日)
小寒とは ― 一年で最も“静”が深まる季節 小寒は、冬の静けさが最も深まる時期。 外の世界が凍るほど、内側の火がゆっくりと灯り直す季節でもあります。
七草がゆと冬の浄化
1月7日の七草がゆは、冬の身体に溜まった重さを手放す浄化の儀式。 ヴィーガンの視点でも、野草の生命力は冬の養生に最適です。
七草がゆとは ―冬の重さを手放すための浄化の食
1月7日の七草がゆは、正月のごちそうで疲れた胃腸を休め、 一年の無病息災を願うための、日本古来の養生の習わしです。
七草がゆの起源|人日の節句と日本の養生文化
その起源は、中国の「人日(じんじつ)の節句」にあり、 平安時代には宮中行事として行われ、やがて庶民の暮らしに根づいていきました。
七草がゆは、栄養を“足す”ための食事ではなく、 冬に溜め込んだ重さや滞りを静かに手放すための浄化の儀式。
早春に芽吹く野草の生命力を、最小限の調理で身体に迎え入れることで、 内側の巡りを整え、春への準備を始める意味があります。
ヴィーガン視点で見る七草がゆの意味
ヴィーガンの視点でも、動物性を使わず、 その季節に最初に姿を現す植物をいただく七草がゆは、 冬の養生にとても理にかなった食事といえるでしょう。
春の七草それぞれが持つ意味と栄養
七草に込められた浄化と巡りの象徴
・芹(せり) 冷たい大地の中でも力強く育つ野草で、72候「芹乃栄」にも重なります。 鉄分や葉酸、食物繊維を含み、冬に滞りがちな血の巡りを整えます。
・薺(なずな) 古くから薬草として用いられ、浄化の象徴とされてきました。
ビタミンA・C、カルシウムを含み、身体の余分なものを外へ流す助けになります。
・御形(ごぎょう/ははこぐさ) 咳止めや喉を守る草として知られ、 冬の冷えで弱りやすい呼吸器をやさしくいたわります。
・繁縷(はこべら) 口や歯を清める草とされ、昔は歯磨きにも使われていました。 ミネラルやビタミンB群を含み、新年の「言葉」や「意思」を整える象徴でもあります。
・仏の座(ほとけのざ/コオニタビラコ) 仏の座に見立てられた姿から、安らぎと守護を表す草。 心を落ち着かせ、内側の静けさを深めてくれます。
・菘(すずな/かぶ) 「神を呼ぶ鈴」に通じる縁起物。 消化を助け、胃腸を休めながら巡りを整えます。
・蘿蔔(すずしろ/大根) 「汚れなき白」の象徴。 消化酵素と食物繊維が、冬に溜めたものを手放す働きを助けます。
七草がゆが教えてくれる小寒の養生
「足す」のではなく「手放す」ための食養生
七草がゆは、栄養価の高さを競う食事ではありません。 必要最小限の恵みをいただき、 身体と心に余白を取り戻すための、静かな食の時間です。
小寒の頃に七草がゆをいただくことは、 春へ向かうために、いったん立ち止まり、内側を整えること。 その静けさこそが、次の芽吹きを支える力になるのかもしれません。
七草が手に入らない場合の代替案(ヴィーガン向け)
七草は「揃えること」より「季節をいただくこと」
七草は、本来「特定の植物でなければならない」というより、 その土地、その年、その人の暮らしに寄り添う“早春の草”をいただくという考え方に基づいています。 そのため、七草が手に入らない場合は、 無理に探し求めるよりも、身近な冬野菜や葉物で代用して構いません。
代替におすすめの植物性食材 小松菜・ほうれん草
冬に甘みが増し、鉄分や葉酸が豊富。 血の巡りを整え、冷えやすい身体を内側から支えます。 春菊 香りが強く、気の巡りを促す野菜。
心を落ち着かせ、冬の停滞感をやさしくほどいてくれます。 かぶの葉・大根の葉 七草の「すずな」「すずしろ」に近い性質を持ち、 捨てられがちな葉の部分こそ、生命力が凝縮されています。
水菜・白菜の内葉 消化にやさしく、胃腸を休めたい時期に最適。 静かな養生に向いた野菜です。
せり(入手できる場合) 七草そのもの。少量でも香りと意味を取り入れることができます。
代替七草がゆを作るときの心構え
代替食材で作る場合も、 大切なのは「完璧な再現」ではなく、いただく姿勢です。
• 刻みすぎない
• 味付けは最小限に
• ゆっくりと噛みしめる
そうすることで、 冬に溜め込んだものを手放し、 春に向かうための余白が自然と生まれてきます。
七草がゆは“かたち”より“意味”
七草がそろわなくても、 植物の生命力を静かにいただくという本質は変わりません。 身近な野菜で作る一杯のおかゆもまた、 小寒の静けさに寄り添う、立派な養生の時間となるでしょう。
72候「芹乃栄」「水泉動」「雉始雊」と心の変化
初候 芹乃栄 (せりさかう 2026年1月5日~1月9日)
ちょうどこの時期、芹が勢いよく育つとされる「芹乃栄」。 冷たい大地の中で静かに伸びる姿は、冬の私たちの心のようです。
寒中に芽吹く生命と、心の軸を定める時期
七草がゆの時期は「寒中」と呼ばれ、自然界だけでなく、人の内面も試される季節です。
寒中水泳に象徴されるように、寒さの極みに身を置くことで、不要なものを削ぎ落とし、新年の軸を定める。
それは寒中に行われる多くの行事に共通する意味合いです。
恵比寿参りの福男選びもまた、寒中という条件の中で行われる儀式。
足の速さが結果を左右するため、一見すると単なる競争に見えますが、寒さに打ち勝つ体力と気力が問われているとも言えるでしょう。
次候 水泉動 (すいせんうごく 2026年1月10日~1月14日)
見えない流れが戻り、意志が芽を出すとき
「水泉動」― 見えないところで流れ始めるもの。
「水泉動」とは、凍った地中で水が動き出す頃。目には見えないけれど、確かに流れが戻ってくる。
この時期は「今年はこう生きたい」という意志が芽を出すタイミングでもあります。2026年1月12日は成人式ですね。
成人式と「祝われるべき若者」へのまなざし
近年、年始や節目の行事に合わせて、
外国人留学生に無料で着物を着せるイベントが各地で行われています。
文化交流という名目で紹介されることが多いのですが、
正直なところ、私はこの流れに強い違和感を覚えます。
着物は、本来日本人が季節や節目を大切にしながら受け継いできた生活文化です。
にもかかわらず、日本人自身が着物に触れる機会は減り、
一方で「体験コンテンツ」として外側だけが切り取られているように感じてしまいます。
特に、経済的な理由や環境の変化で、
日本人の若者や高齢者が着物に触れる余裕を失っている現状を考えると、
なぜ“無料”の機会がまず外国人向けに提供されるのか、
疑問を抱かずにはいられません。
文化は見せるもの以前に、
まず内側で大切にされるべきものだと思います。
七草がゆや小寒・大寒といった行事も同様で、
本来は静かに、自分自身の暮らしを整えるためのものです。
行事がイベント化し、
誰かに「見せるための文化」になってしまうことへの危うさを、
今一度立ち止まって考えてみたいところです。
末候 雉始雊 (きじはじめてなく 2026年1月15日~1月19日)
内側の声が言葉になり始める頃
「雉始雊」― 内側の声が鳴き始める。
「雉始雊」は、冬の森に初めて声が響く頃。 私たちもまた、心の奥で温めていた思いが言葉になり始める時期です。
冬土用と、動かないことで整う時間
1月17日から2月3日までは「冬土用」にあたります。
冬土用は、季節の変わり目として、伝統的に土いじりを控えるべき期間とされています。
ただし、「間日(まび)」と呼ばれる日は例外とされ、今年前半では1月17日、19日が間日にあたります。
この日は、必要最低限の土作業であれば問題ないとされています。
小寒が終わり、大寒へと向かうこの時期は、一年で最も寒さが厳しい季節。
実際、土いじりどころではないほど冷え込み、野菜の水やりも凍結を避けるため、時間帯やタイミングを慎重に選ぶ必要があります。
小寒に食べたい旬の野菜と果物
冬の大地の力を蓄えた野菜たち
• カブ
• 大根
• ゴボウ
• サトイモ
• 春菊
どれも冬のエネルギーを蓄え、身体の中心を温めてくれます。
小寒に味わいたい果物と記念日
冬の心を照らす果物
冬の果物は、太陽の代わりに心を照らす存在。
• みかん
• ゆず
• リンゴ
さらに1月には果物の記念日も。
1月13日:伊達のあんぽん柿の日
12月13日 1月13日 2月13日の3日間を指します。
福島の伊達市「あんぽ柿」の出荷が始まってから2023年で100年が経過したことを記念に2023年に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
冬の果物が少ないこの季節に、あんぽ柿の柔らかな甘さに触れると、どこか“時間そのものの温度”を感じます。
あんぽ柿に宿る「時間の智慧」
あんぽ柿は、ただ渋柿を干したものではなく、蒸してからゆっくり乾かすという独特の製法で生まれます。
その工程には、自然に任せきりにせず、かといって人の手を過剰に入れすぎない、絶妙な距離感があります。
この“手をかけすぎない、でも放り出さない”姿勢は、 まるで 時間と人が対話しているような食べ物 です。 渋みが抜け、甘みが深まり、果実がしっとりと変化していく過程は、 冬の私たちが静けさの中で余計なものを手放し、本質だけを残していく姿にも重なります。
あんぽ柿は、太陽の季節に育った果実が、 冬の冷たい空気の中で再び“陽の気”を宿し直すような存在。
それはまるで、季節を越えて受け継がれた光を、今の私たちに手渡してくれる小さな灯りのようです。
冬の食卓にあんぽ柿が並ぶと、 そこには“時間の智慧”と“自然と人の調和”がそっと息づいています。
小寒の静けさの中でいただくあんぽ柿は、 ただ甘いだけではなく、 「時間が育てた甘さを、今ここで受け取る」というスピリチュアルな体験でもあるのです。
干し柿は“時間の智慧”。ゆっくり甘さを深める姿は、小寒の精神そのもの。
1月19日:ハッピーおかん・大阪イチジクの日
2017年に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
イチジクといえば夏から初秋の果実という印象が強く、真冬の記念日には少し意外さを覚えます。
冬に受け継がれる、夏の記憶としての果実
けれど、この時期に語られるイチジクは、旬の生果ではなく、時間をかけて大切に保存された“冬のイチジク”のこと。
ドライイチジクやジャム、シロップ煮、コンポート―― 夏の太陽をたっぷり浴びた果実が、姿を変えて冬の食卓にそっと寄り添います。
それはまるで、季節を越えて受け継がれる生命力のようでもあり、寒さの中で“陽の気”を補ってくれる小さな灯りのようでもあります。
古くからイチジクは女性性や豊穣の象徴とされ、 冬の乾いた季節に、心と身体にやわらかな潤いを戻す果実として親しまれてきました。
保存食としてのイチジクは、ただ甘さを楽しむだけでなく、 「夏の記憶を冬へ運ぶ果実」としての深い意味を持っているのかもしれません。 冬の乾いた心に、やわらかな潤いを戻してくれる果実です。
小寒が伝えるスピリチュアルメッセージ
小寒は、派手な変化のない季節。 けれど、見えないところで確実に芽吹きの準備が進んでいます。
• 余計なものを手放す
• 内側の火を整える
• 小さな意志を育てる
• 自分の声を静かに聴く
冬の静けさは、必要なものだけを残すためのギフトなのかもしれません。
小寒の過ごし方・実践まとめ
・七草がゆで胃腸を休める
・根菜で身体の芯を温める
・静かな時間を意識的につくる
・今年の小さな意志を書き留める
終わりに
小寒は、派手な変化のない季節ですが、見えないところで確実に“芽吹きの準備”が進む大切な時間です。 七草がゆや旬の野菜、冬の果物を味方にしながら、内側の静けさを整えていくことで、立春に向けて自然と流れが整っていきます。 冬の静寂は、私たちに必要なものだけを残すための贈り物。 どうか、この季節ならではの深い呼吸とともに、自分の内側の声をそっと抱きしめてあげてください。
ヴィーガンにも安心な手作り七草がゆ(フリーズドライ)
七草が手に入らない年や買い忘れが心配な方には、
国産原料・動物性不使用・味付けは食塩のみの七草がゆフリーズドライが便利です。
炊いたご飯でおかゆを作り、混ぜるだけで簡単に七草がゆが完成。
賞味期限も長く、来年用の備蓄としても使えるのが魅力です。
実際に使ってみた感想
実際に使ってみると確かに手軽で、味は青菜のおかゆそのもの。
強いインパクトはありませんが、行事食としては十分で、
無理なく七草がゆの意味を取り入れたい方にはおすすめできます。
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楽天市場で見つけた伊達のあんぽ柿
広告で印象的だったのは、テニスボールとの比較写真。
糖度が羊羹並みという説明には驚かされました。
高級品のため日常使いというよりは、
贈答用や「本物を一度味わってみたい」という方に向いたあんぽ柿です。
果物記念日にふさわしい贈答用あんぽ柿
なお、個人的には「終わり柿」と呼ばれる、シーズン最後に仕上がるあんぽ柿に特別な魅力を感じます。
量産されず、市場にもほとんど出回らないため、意図して手に入れられるものではありません。
けれど、時間をかけて育ち、最後に残った甘さという意味では、今手に入る贈答用あんぽ柿にも、その精神は確かに宿っています。
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